四柱推命

 私は、方位、家相、名前に関する鑑定以外は、全て「四柱推命」で鑑定を行います。

 四柱推命とは、一個人の生年月日時を干支(かんし)に置き換え、その人の持つ性格や能力、命運の盛衰を看る占術です。
 古代中国の陰陽五行説をその起源に持ち、19世紀以降の日本で研究が進んで、現代の四柱推命へと進化しました。

 四柱推命は、世に蔓延する妄想的な占術とは異なり、その体系は驚くほど論理的に構成されています。
 そして、その内容は究極のバランス論であり、局所的な判断に拘泥すると大変な間違いに陥ります。
 
 巷間には四柱推命の占い師が数多くいますが、このバランス論を無視して、安易な解釈に走る人が殆どです。
 カルチャースクールで学んだ人や、中途半端な占い師に師事した人、独力で学んだ人などはその典型です。

 このような占い師が多いのは非常に残念ですが、昨今の占いブームに便乗して今後も増え続けることでしょう。
 依頼者の皆さんが厳しい選択眼を持ち、正しい占い師を選んで下さることを願うばかりです。


占いと科学

 占いを否定する人は、「占いは科学的ではない」と決め付けていることが多いようです。

 確かに、占いは未だ科学的には解明されていませんが、それを「科学的ではない」と決め付けるのは早計です。
 その根底には、科学的に解明されていないものを否定することが知的態度だと思い込む風潮があるように思います。

 占い、特に四柱推命は、季節の変化と人間の命運との関係を探究する、自然科学に属する歴とした学問です。
 鑑定の再現性も100%であるが故に、大量のデータを継続的、且つ、理論体系に基づいて考察を行うことが可能です。

 つまり、占いは、「未だ科学的には解明されていない」と云うだけで、その思想と手法は間違いなく「科学的」なのです。
 これは鑑定結果を確認すれば一目瞭然です。偶然では説明出来ない世界がそこには存在します。

 占いを科学的と思うか、科学的ではないと思うかは、人それぞれの考え方なので致し方ない部分ではあります。
 でも、少なくとも私の中では、占いと科学は共存しています。元々、対立すべき理由など一つもありませんので。


・・・ 随時更新予定